▼交通事故の過失割合を決める際の流れ

query_builder 2024/05/30

交通事故が起こった時は、事故の状況を踏まえて「過失割合」を決定します。

過失割合は、どのような流れで決められるのでしょうか。

今回は、交通事故の過失割合を決める際の流れについて解説いたします。

▼交通事故の過失割合を決める際の流れ

①当事者の認識のすり合わせ

事故当時の状況に関して、当事者の認識のすり合わせを行います。

本人の証言や記録をもとに事故状況の確認を行いますが、双方に過失の責任があるとみなされるケースも少なくありません。

この場合は、現場の状況や車の損害状態から判断するだけでなく、ドライブレコーダーの映像が決め手になることも増えてきています。

①基本の過失割合を決める

交通事故には事故の類型が定められており、類型ごとに基本的な過失割合が決められています。

過去の判例や書籍などの資料をもとに、基本の過失割合が導き出されます。

②修正要素の追加

自動車事故の過失割合は、基本の要素だけで決定するわけではありません。

基本の過失割合が決定したのち、さらに修正事項が追加されるのです。

新たな事実が判明した時点で修正要素を加え、最終的な過失割合が決まります。

▼まとめ

交通事故の過失割合は、最初に当事者の認識のすり合わせを行い、修正要素を追加しながら決定されます。

基本の過失割合は大まかに定められているものの、修正要素は状況に応じて変わってくるだけに、慎重に進められます。

「交通事故の過失割合に納得がいかない」という場合は、神田の『弁護士 濵門俊也』にご相談ください。

お話を伺い、今後の見通しについてわかりやすく提示いたします。


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