準備書面を作成する際のポイント

query_builder 2023/12/01
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「準備書面」とは、裁判の時に異論や反論を伝えるための書類です。

相手に対する認否や反論の主張を行う際に必要とされ、提出しない場合は相手方の主張が有利になってしまいます。

今回は、準備書面を作成する際のポイントについてご説明いたします。

▼準備書面を作成するポイント

■なるべく短い文章 準備書面は長く書いたほうが熱意が伝わると思う方も多いですが、簡潔にまとまった文章がベストです。

裁判官は何件もの事件を担当しているため、長すぎる準備書面だと大切な部分を流し読みされてしまう可能性があります。

■主張と証拠の関係を明確にする

裁判では争いの焦点となる内容について、その事実が本当なのかを証拠に基づいて判断していきます。

証拠と主張する内容に相違がないように記載する必要があるでしょう。

■時系列でまとめる

主張する内容は、時系列でまとめる必要があります。

特に主張の焦点となる重要な内容がある場合は、時系列で簡潔にまとめる必要があるでしょう。

■事実と主観は分ける

裁判での最終判断では、事実に基づき判断されます。

そのため、「事実」と「自分の主観」は分けて書くことで、裁判官にもわかりやすく伝えることができます。

■同じ表現がないか気を付ける

準備書面の提出が数回にわたって行われる時は、同じ内容や表現が盛り込まれていないか確認しましょう。

重要な内容以外は、同じ表現を繰り返してしまわないよう注意が必要です。

▼まとめ

準備書面は、裁判官が正しい判決を下すために必要なものです。

争っている内容について、双方の意見や反論・証拠を元に判決を行います。

神田近くの人形町で準備書面を得意とする弁護士をお探しの方は『弁護士 濵門俊也』へご相談ください。


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