▼六法全書より大事な「聞き取り術」。依頼者すら忘れていた『勝訴の鍵』をどう引き出すか?

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人形町 コラム
▼六法全書より大事な「聞き取り術」。依頼者すら忘れていた『勝訴の鍵』をどう引き出すか?

弁護士が法廷で武器にするのは六法全書や判例集ですが、実はその「武器」を研ぐための最も重要なプロセスは、相談室での**「聞き取り」**にあります。

法律の条文は誰が読んでも同じですが、そこに当てはめる「事実」は、依頼者様お一人おひとりの記憶の中にしか存在しないからです。

今回は、私が日々の相談で実践している、依頼者様自身も気づいていなかった「勝訴の鍵」を見つけ出すための聞き取りの裏側をお話しします。


1. 依頼者様は「自分に不利なこと」や「些細なこと」を無意識に隠している

相談に来られる方は、多かれ少なかれ緊張し、「正しく話さなければ」というプレッシャーを感じています。

その結果、以下のような心理的フィルターがかかってしまうことがあります。

**「こんな細かいことは関係ないだろう」**という自己判断

**「自分にとって少し格好悪い話」**の省略

**「相手が言っていることへの恐怖」**による記憶の歪み

しかし、裁判や交渉において戦局をガラリと変えるのは、案外こうした「語られなかった空白」の中に隠れているものなのです。


2. 記憶の断片を繋ぎ合わせる「雑談」の力

私は、最初から「いつ、どこで、誰が」と問い詰めるような聞き取りはしません。

一見、事件とは無関係に見える**「雑談」**を大切にしています。

当時の天気や、その時食べていたもの相手と出会ったばかりの頃の印象事件の合間に感じた、小さな違和感リラックスしてお話しいただく中で、ふと漏らした「そういえば、あの時相手はあんな妙なことを言っていましたね」という一言。

それが、相手方の主張の矛盾を突く**決定的な証拠(矛盾点)**に繋がることが多々あります。


3. 「感情の揺れ」に勝訴のヒントが眠っている

法律は論理の世界ですが、事実は感情の波の中で生まれます。

「その時、どう思われましたか?」

この問いに対して返ってくる答えが、法的な「動機」や「故意」を立証するための重要な材料になります。

依頼者様が「悲しかった」「怖かった」と感じたポイントを深掘りしていくと、そこには必ず**「そう思わせるだけの相手の行動」**が存在します。

それを掘り起こし、客観的な証拠(メールや履歴)と照らし合わせることで、バラバラだったパズルのピースが「一つの勝てるストーリー」として組み上がっていくのです。


4. 弁護士は、あなたの「記憶の伴走者」です

「何を話せばいいかわからない」と不安に思う必要はありません。

私たちは、単に法律を当てはめる作業員ではありません。

あなたの記憶の地層を一緒に歩き、埋もれている**「真実の欠片」**を丁寧に掘り起こす探掘者でもあります。

あなたが「たいしたことない」と思っているそのエピソードが、実は裁判官の心を動かす最高の一手になるかもしれません。


結びに:あなたの「声」が、最強の証拠になります

「うまく話そう」としなくて大丈夫です。

支離滅裂でも、感情のままにお話しいただいても構いません。

その中から「勝つための材料」を見つけ出し、法的な論理へと昇華させるのが私の仕事です。

一人で抱え込んでいるモヤモヤを、一度すべて私に預けてみませんか?

その中にある「希望の光」を、一緒に見つけ出しましょう。


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弁護士 濵門俊也

住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目6−2 安井ビル 5f

電話番号:03-3808-0771

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