▼店舗側のレシートや明細の提示をする義務
「先日、ある飲食店で食事をしたところ、思ったより料金が高いなと感じました。そこで、レシートと明細の提示を求めたところ、飲食店側に拒否されました。結局代金を支払ったのですが、何かモヤモヤします」
との相談がありました。
店舗側がレシートや明細の提示を拒否することは、原則として認められていません。以下に法的根拠と実務的なポイントを整理します。
🧾 レシート・領収書の交付義務
✅ 法的根拠:民法第486条(受取証書の交付請求等)
• 弁済をする者(=支払者)は、弁済と引換えに受取証書の交付を請求できると定められています。
• つまり、消費者が代金を支払った場合、店舗側はレシートや領収書などの「受取証書」を交付する義務があります。
📌 実務上の対応
• レシートがないと、返品・交換などのトラブル対応が困難になるため、消費者保護の観点からも発行が望ましいとされています。
• 領収書の交付で義務を果たしたとみなされる場合もありますが、内訳が不明な場合は説明責任が問われる可能性があります。
🚫 拒否された場合の対処法
• 店舗がレシートや領収書の発行を拒否した場合は、その場で発行を求めることができます。
• それでも応じない場合は、消費生活センター(消費者ホットライン188)などに相談するのが有効です。
💡補足:写真撮影や明細の開示について
• 店舗側に伝票の写真撮影を求めることはできますが、法的に応じる義務はないとされています。
• ただし、その場での説明や確認の機会を提供することは、誠実な対応として期待されます。
弁護士 濵門俊也
住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目6−2 安井ビル 5f
電話番号:03-3808-0771
NEW
-
2026.10.06
-
2026.10.02▼【弁護士が回答】法律...「弁護士に相談したいけれど、何から準備すればい...
-
2026.10.01▼【実録】弁護士に相談...「弁護士に相談するなんて、大事(おおごと)にな...
-
2026.10.01弁護士と司法書士の違...弁護士と司法書士は、対応できる業務に違いが...
-
2026.09.28▼【弁護士が解説】離婚...パートナーとの関係に悩み、「離婚」の二文字が頭...
-
2026.09.15▼【弁護士が解説】刑事...刑事事件は、誰にとっても人生を一変させかねない...
-
2026.09.11▼【弁護士が解説】痴漢...通勤電車の混雑時や街中での一瞬の過ち――。「痴漢...
-
2026.09.10▼【弁護士解説】「子供...「まだ小さくて手がかかる我が子を、絶対に手放し...
CATEGORY
ARCHIVE
- 2026/104
- 2026/0912
- 2026/0812
- 2026/0715
- 2026/0613
- 2026/0517
- 2026/0420
- 2026/0318
- 2026/0216
- 2026/0112
- 2025/1218
- 2025/1120
- 2025/1021
- 2025/0918
- 2025/0820
- 2025/0724
- 2025/0622
- 2025/0520
- 2025/0419
- 2025/0320
- 2025/0218
- 2025/0114
- 2024/1221
- 2024/1121
- 2024/1023
- 2024/0923
- 2024/0820
- 2024/0726
- 2024/0623
- 2024/0522
- 2024/0423
- 2024/0323
- 2024/0223
- 2024/0118
- 2023/1225
- 2023/1125
- 2023/1016