借金でお困りの場合、債務整理という救済措置があります。

この制度にはさまざまな種類があるので、ご自身の状況に合わせた手続が必要です。

そこで今回は、債務整理の種類について解説します。

▼債務整理の種類

■任意整理

話合いにより、債権者と借金の減額や金利引き直しの交渉をする方法です。

債務の大幅な減額は難しいものの、手続を短期間で終わらせ負担を軽減できる可能性があります。

■個人再生

裁判所を介し、債務の大幅な減額をしてもらう方法です。

借金を5分の1程度まで大幅に減らせますが、原則として3年間で返済する必要があります。

■自己破産

自己破産とは、裁判所で借金を免除してもらう方法です。

非免責債権以外の全ての借金を支払わず済みますが、一定の財産処分や資格を用いた仕事を制限されます。

■特定調停

特定調停とは、簡易裁判所で債権者と債務者が話し合いで解決を図る方法です。

希望通りに調停が成立しない場合もありますが、自分主体の手続で借金の減額が期待できます。

▼まとめ

債務整理には「任意整理」「個人再生」「自己破産」「特定調停」の4種類があります。

それぞれメリットとデメリットがあるので、ご自身に合った方法を慎重に選んで利用しましょう。

選択が難しい場合は、法律の専門家に相談すると安心です。

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