▼養育費の算定方法
養育費の算定方法について、詳しく説明します。
1. 養育費の標準算定方式
養育費の計算は、家庭裁判所で広く採用されている「標準算定方式」に基づいて行われます。
この方式では、以下の要素を考慮して養育費を決定します。
義務者(支払う側)の年収
権利者(受け取る側)の年収
子どもの人数と年齢
生活費指数(大人100、子ども0~14歳62、子ども15歳以上85)
2. 養育費の計算ステップ
養育費の計算は、以下の3つのステップで行われます。
ステップ1:基礎収入の算定
義務者と権利者の総収入に基礎収入割合を掛けて、実際に生活に使える基礎収入を算出します。
給与所得者の場合、基礎収入割合は 約38~54% 。
自営業者の場合、基礎収入割合は 約48~61% 。
ステップ2:子どもの生活費の算定
子どもの生活費は、生活費指数を用いて計算されます。
大人の生活費指数:100 子ども(0~14歳):62 子ども(15歳以上):85
この指数を基に、義務者の基礎収入を按分して子どもの生活費を算出します。
ステップ3:養育費の決定 子どもの生活費を、義務者と権利者の基礎収入の割合で分担し、義務者が支払うべき養育費を決定します。
3. 具体例
例えば、義務者の年収が 500万円、権利者の年収が 175万円、子どもが 2人(15歳と12歳) の場合
義務者の基礎収入:約210万円
権利者の基礎収入:約77万円
子どもの生活費:約125万円
義務者が負担する養育費:約91万円(年間)
月額:約7万6千円
4. 養育費算定表の活用
養育費の目安を簡単に確認するために、裁判所が公表している「養育費算定表」を利用することもできます。
この表では、義務者と権利者の年収を軸に養育費の目安が示されています。
弁護士 濵門俊也
住所:東京都中央区日本橋人形町1丁目6−2 安井ビル 5f
電話番号:03-3808-0771
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