遺言執行者とは誰のこと?

query_builder 2023/10/23
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遺言は、遺言者の死亡によりその効力が生じることから、遺言者自身はその実現を図ることはできません。
そのためその意思を実現するために、遺言執行者が必要です。
今回は遺言執行者について、ご説明いたします。
▼遺言執行者とは誰のこと?
■遺言執行者とは
遺言を執行する方が遺言執行者であり、故人から指定されることがほとんどです。
指定された方は、財産目録の作成をはじめとする手続きを行います。
特定の人物を指定することによって相続にまつわる手続きを単独で行えるため、非常にスムーズです。
■遺言執行者になれる人
遺言執行者になるにあたって、特別な資格は必要としません。
配偶者や子どものほか、弁護士・司法書士などがなる場合が多く見られます。
ただし、未成年や破産者は法律によって遺言執行者になることが認められていないので、注意しましょう。
▼遺言執行者が指定されていない場合
遺言執行者が、遺言にて指定されていない場合もあります。
また、指定されていた遺言執行者がすでに亡くなっていた・指定していた遺言執行者が承諾しなかった場合も考えられます。
その際は、家庭裁判所で遺言執行者を選任してもらえます。
▼まとめ
遺言執行者を決めておくと、のちに起こる遺言の実行がスムーズです。
遺言を残すだけでなく、遺言執行者もしっかりと決めておきましょう。
『弁護士 濵門俊也』は、神田を中心にご相談を承る弁護士事務所です。
相続をはじめとしたさまざまなお悩みに応じたサポートを行いますので、お気軽にご相談ください。

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