相続放棄をする際の注意点

query_builder 2025/05/03
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相続放棄は、財産を相続したくない場合に相続人としての権利を放棄できる制度です。
しかし内容や手続きの方法を理解しておかなければ、相続放棄が認められない可能性があります。
そこで今回は、相続放棄をする際の注意点についてご紹介します。
▼相続放棄をする際の注意点とは
■相続放棄の効果を理解しておく
相続放棄をすると、全ての財産における相続の権利を失います。
つまり、マイナスの財産だけでなくプラスの財産も相続できなくなるということです。
相続放棄は一度手続きをすると取り消せないため、よく考えてから決めましょう。
■期限内に手続きを行う
相続放棄をするには、相続開始から3カ月以内に手続きを行わなければなりません。
この期間を過ぎると原則相続放棄できなくなるため、早めに手続きをしましょう。
例外として期限を過ぎても相続放棄できるケースや、期限を延長できる制度もあります。
■手続き前に被相続人の財産処分を行わない
相続放棄をする前に、被相続人の財産を処分したり私的利用したりしないようにしましょう。
たとえば、被相続人の預金を引き出したり家具や車を売却したりすることです。
万が一財産に手を付けた場合、相続を承認したとみなされて相続放棄ができなくなります。
▼まとめ
相続放棄する際は効果について十分理解し、期限内に手続きを行いましょう。
また、手続き前に被相続人の財産処分を行うと相続を承認したとみなされるため、手を付けないことも重要です。
当事務所は初回のご相談を無料で実施していますので、相続に関して疑問や不安がございましたら気軽にご相談ください。

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