親権の種類について

query_builder 2024/06/15
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離婚する際、未成年の子どもの親権について争われることがあります。
子どもを養育する権利とされる「親権」ですが、いくつかの種類があります。
今回は、親権の種類について詳しく説明します。
▼親権の種類について
未成年の子どもがいる場合、養育者としての責任や義務を持てる権利を「親権」といいます。
離婚時は親権がどちらにあるか決めなければ、離婚が成立しません。
また、親権には大きく分けて2つの権利が含まれています。
どのような権利があるのか、確認していきましょう。
■身上監護権
主に子どもの監護や養育を行う権利です。
身上監護権には、下記権利が含まれています。
・子どもの住む場所を決定する居所指定権
・しつけで叱る・罰を与える懲戒権
・仕事をする許可を与える職業許可権
・15歳未満の子に対し相続や氏変更などを代わりに行う身分上の行為の代理権
■財産管理権
未成年の子どもに対し、財産の管理やお金に関する法律上の手続きを代わりに行う権利です。
子どもが携帯電話の契約をしたり、ゲームやネット上で嗜好品を購入したりする場合、財産管理権を持つ親が取り消しや許可の権利を持ちます。
▼まとめ
親権には、身上監護権と財産管理権の2種類の権利があります。
身上監護権では子どもの監護や養育を行う権利が含まれ、財産管理権では子どもの財産を管理する権利が含まれます。
子どもの親権問題に関してお悩みの場合は、神田の『弁護士 濵門俊也』へご相談ください。

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