祭祀承継者が担う役割とは

query_builder 2024/03/08
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祭祀承継者に指名された方のなかには「何をしたら良いかわからない」とお困りの方もいるでしょう。
そこで今回は、祭祀承継者が担う役割について解説していきます。
祭祀承継者について知りたい方は、参考にしてみてください。
▼祭祀承継者が担う役割
祭祀承継者とはお墓・仏壇・神棚などの祭祀財産を相続し、祭祀を主宰する人を指します。
具体的な役割は、主に以下のものです。
■法要を主宰する
法要とは、主に年忌法要を指します。
親族や寺社とやりとりし、日取りを決めたり会場をおさえたりしなければなりません。
会食の用意や供物の手配も必要です。
■お墓や仏壇の管理
祭祀承継者は被相続人からお墓の権利を引き継ぎ、霊園で承継手続きをします。
その後、霊園使用料の支払い・お墓の建て替え・リフォームなど、維持や管理に関する手続きをすべて行わなければなりません。
また、仏壇の管理も祭祀承継者の役目です。
■檀家のつとめ
寺の檀家となっている場合、そのつとめを果たさなければなりません。
具体的には、奉仕活動・お布施・法要への参加などがあります。
▼祭祀承継者の役割を果たせなかった時の罰則
祭祀承継者は、祭祀に関する全ての方針を決められます。
極端に言えば「何もしない」のも自由です。
なにもしなかったときに罰則を課されることはありませんが、親族トラブルに発展する可能性があるでしょう。
▼まとめ
祭祀承継者の役割は、法要の主宰・お墓や仏壇の管理・檀家のつとめなどです。
これらの役割を果たさなかった時に罰則はありませんが、親族間でトラブルに発展する可能性があるでしょう。
「祭祀承継者の役割を果たせない」と感じた時は、早めに親族に相談するのがおすすめです。
『弁護士 濵門俊也』は、あらゆる問題に対応できる地域の頼れる弁護士を目指しております。
生活の中で感じるお悩みや不調がありましたら、気軽にご相談ください。

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