債権回収の方法について

query_builder 2024/02/15
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工事費用や商品の支払いなどが適切に行われず、支払いを求める行為は債権回収と呼ばれます。
債権を回収したいけど、どのようにすれば良いかわからずお困りの方も多いです。
そこで今回は、債権回収の方法について紹介します。
▼債権回収の方法
■催促する
まずは電話・面談・内容証明郵便などによって、催促するのが一般的です。
債務者に支払いの意志があれば、この段階で債権を回収できる可能性があります。
■民事調停手続きをする
調停とは、裁判所を利用して当事者間による話し合いの場を設ける制度です。
弁護士を立てずに話し合いが出来るので、柔軟な解決を図れます。
■支払督促手続きをする
支払督促手続きとは、裁判所が支払いの督促をする手続きです。
この督促に対して債務者が異議を申し立てなければ、仮執行宣言を得て強制執行ができます。
ただし異議を申し立てられると、通常訴訟に移行します。
■訴訟を起こす
督促で問題が解決しない場合は、訴訟を起こして債権の回収が可能です。
通常訴訟であったとしても、債務者が出頭しない場合や争わない場合は1~2回目の期日に判決が出ます。
判決が出れば、それをもとに支払いが進められていきます。
■強制執行手続きをする
確定判決があるのにも関わらず債務者が支払いに応じない場合は、強制執行による回収が可能です。
強制執行するには、裁判所に申し立てを行います。
申し立てが認可されると裁判所は債務者の財産を差し押さえるので、そこから債権を回収できるでしょう。
▼まとめ
債権回収には「催促」「民事調停手続き」「支払督促手続き」などの方法があります。
はじめは催促から行って民事調停・支払督促・訴訟と続き、最後は強制執行と段階を踏むのが一般的です。
それぞれメリットとデメリットもありますので、ご自身に合った方法を選びましょう。
『弁護士 濵門俊也』は、日常で発生するトラブルを解決に導く経験の豊富な弁護士が在籍しております。
神田周辺で相談先をお探しであれば、当事務所にご連絡ください。

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