交通事故で示談しない方がいい場合とは?

query_builder 2023/12/15
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交通事故の賠償においては「示談」という方法が取られることがあります。
しかし、中には示談しない方がいいこともあるのです。
そこで今回は、交通事故で示談しない方がいい場合について、解説いたします。
▼交通事故で示談しない方がいい場合
■一方的な被害者である時
交通事故には加害者と被害者が存在しますが、一方的な被害者となった時は示談しない方がいいでしょう。
相手から提示された示談の内容に同意してしまうと、提示された内容以外の補償を受けられません。
例えば、時間が経過してから体に後遺障害が出たり物損が判明しても、内容の変更ができないのです。
被害の全容が明らかになるまでは、示談しないようにしましょう。
■提示された内容に不明な点がある
示談とは、相手から示談の内容を提示され、 受け入れることで合意に至ります。
そのため、提示された内容に不明な点がある時も、示談するのは避けましょう。
交通事故においては、双方にどの程度の非があったかを判断したうえで「過失割合」が決まります。
事故の直後に正確な過失割合を判断するのは、まず不可能と言っていいでしょう。
警察や保険会社の調査を受けて過失割合が明らかになるのを待ってから、示談に応じるか否かを考えるのが賢明です。
▼まとめ
交通事故で示談しない方がいい場合として「一方的な被害者である時」「提示された内容に不明な点がある時」を取り上げました。
示談が成立すると覆すことはできませんので、十分に注意してくださいね。
神田・人形町にある『弁護士 濵門俊也』では、交通事故に関するさまざまなお悩みをお伺いいたします。
きめ細やかな対応を心掛けておりますので、お困りの際はぜひご相談ください。

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