企業法務の種類とは?

query_builder 2023/11/25
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企業が存続していくには、紛争を避けるための取り組みが欠かせません。
あらゆるリスクを想定して対策に取り組むことを「企業法務」と呼び、目的によって種類が異なります。
今回は企業法務の種類についてまとめましたので、参考にしてください。
▼企業法務の種類
■臨床法務
企業経営に伴って発生する問題や、トラブルが生じた時に解決するための法務を「臨床法務」と呼びます。
他者への損害賠償請求の実施や、逆に自社が損害賠償請求を受けた際の対応です。
その他には、取引先からのクレームへの対応、社員および役員が不祥事を起こした場合の対処なども含まれます。
■戦略法務
事業をよりいっそう発展させるために行う取り組みが「戦略法務」で、海外展開・組織再編に対するサポートが当てはまります。
新規事業取引において発生が懸念されるリスクの検討や、知的財産をいかにして活用するかも、戦略的法務の一環です。
■予防法務
企業が被るトラブルを未然に防ぐために行うのが「予防法務」で、トラブル発生を抑止し経営の妨げを阻止するのが狙いです。
具体的には、契約書の作成・労務管理・社内規定の整備などが挙げられます。
さらに、株主総会対策・知的財産管理・コンプライアンスのチェックも、企業を守っていくのに欠かせない重要な項目です。
▼まとめ
企業法務には「臨床法務」「戦略法務」「予防法務」の3種類があります。
これらの3つを組み合わせた法務で企業のリスクを抑えることが、会社の永続的な発展には欠かせません。
神田で企業法務をご検討の際は『弁護士 濵門俊也』にお任せください。
地域に根差した法律家として、ご相談者様に寄り添った提案を行います。

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