▼企業法務で弁護士の力を借りたい

query_builder 2025/10/30
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企業法務で弁護士の力を借りることは、法的トラブルの予防やコンプライアンスの強化など、経営上大きなメリットがあります。

弁護士への依頼方法や、企業法務で弁護士が対応できる主な分野についてご案内します。


🏢 弁護士に依頼する主な方法

企業法務を弁護士に依頼する際には、主に以下の方法があります。

顧問弁護士としての契約: メリット: 日常的な法務相談を継続的に行え、会社の事情を理解した上での迅速なアドバイスや、トラブルの未然防止に役立ちます。

コストを抑えつつ自社の法務部門のような機能を持てます。

費用: 会社の規模や依頼内容によって異なりますが、中小企業向けでは月額5万円〜10万円程度、大企業向けでは月額15万円以上が目安とされています。

スポットでの依頼: メリット: 訴訟対応やM&Aなど、特定の事件やプロジェクトが発生した際に都度依頼する方法です。

顧問契約を結ぶほどではないが、専門的な対応が必要な場合に適しています。

費用: 着手金(事件を依頼する際に支払う費用)や報酬金(事件が解決した際に成功に応じて支払う費用)、タイムチャージ(時間単価)など、依頼内容により大きく変動します。

まずは法律事務所の初回相談を利用して、具体的な悩みやニーズを伝え、適切な依頼方法や費用について確認することをおすすめします。


💼 企業法務における弁護士の主な役割

企業法務の弁護士は、会社の事業活動に関わる幅広い法律問題に対応します。

📜 契約書・取引に関する業務 契約書の作成・レビュー: 取引先との契約内容の法的リスクをチェックし、不利な条項がないか、必要な規定が網羅されているかを確認します。

取引に関する交渉: トラブルが発生した際の取引先との交渉を代行します。

債権回収: 売掛金などの債権回収に関する法的措置(内容証明郵便の送付、訴訟など)を行います。

👥 人事・労務に関する業務 労働問題への対応: 従業員とのトラブル(残業代請求、不当解雇、ハラスメントなど)について、会社側の立場で対応をサポートします。

就業規則・賃金規定の整備: 法令に適合した社内規定の作成やリーガルチェックを行います。

🛡️ コンプライアンス・危機管理

法令遵守体制の構築: 会社が守るべき法令を整理し、コンプライアンス体制の構築や強化をサポートします。

不祥事対応: 会社内で不正や不祥事が発生した際の調査、原因究明、外部対応などをサポートします。

⚖️ その他の専門分野

M&A・事業承継:企業の合併・買収や事業の引き継ぎに関する法的な手続をサポートします。

知的財産: 商標権や特許権など、知的財産の保護や侵害への対応を行います。


🔎 弁護士を選ぶ際のポイント

企業法務に強い弁護士を選ぶ際は、以下の点を考慮すると良いでしょう。

専門分野: 依頼したい内容(例: 労務、M&A、IT法務など)に専門性や実績があるかを確認します。

対応スピードと姿勢: 企業のスピード感に合った迅速な対応が可能か、経営者の意向を理解し寄り添ってくれるかを見極めましょう。

費用体系: 顧問料やスポット依頼の費用体系が明確で、自社の予算に合っているか確認します。

相談のしやすさ: 対面、電話、オンラインなど、相談しやすい方法に対応しているかどうかも重要です。

お困りの具体的な内容がございましたら、それに応じてより適切な弁護士探しの方法をご提案できます。

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