▼「後遺障害等級認定」について解説します

query_builder 2025/07/15
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交通事故などで後遺症が残った場合、「後遺障害等級認定」を受けることで、損害賠償や保険金の請求が可能になります。

以下に、制度の概要と認定の流れをわかりやすく整理しました。


🧠 後遺障害等級認定とは?

後遺障害とは、治療を続けても完治せず、身体や精神に残る障害のこと。

等級認定は、その障害の重さを1級〜14級に分類する制度。

認定されると、慰謝料や逸失利益などの賠償請求が可能になります。


🧾 認定の条件

後遺障害として認定されるには、以下の3つの条件を満たす必要があります。

交通事故との因果関係が明確であること

労働能力に支障をきたす症状であること

自賠責保険の認定基準に該当すること


🏥 認定までの流れ

ステップ内容

① 症状固定医師が「これ以上改善しない」と判断した時点

② 診断書作成医師に「後遺障害診断書」を書いてもらう

③ 書類提出自賠責保険に申請(方法は2通り)

④ 審査損害保険料率算出機構が書類を審査

⑤ 認定通知認定結果が通知され、保険金が支払われる


📌 申請方法は2種類

方法:特徴

事前認定:加害者側の保険会社が手続を代行

被害者請求:被害者自身が書類を揃えて申請(弁護士のサポートも可能)

※適正な等級を得たい場合は「被害者請求」が推奨されます。


💰 認定されると請求できる損害

後遺障害慰謝料:精神的苦痛への補償(例:14級で約110万円、1級で約2800万円)

逸失利益:労働能力の喪失による収入減への補償(等級に応じて数百万円〜数千万円)

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