不倫で大きな被害や損害を被った場合、パートナーや不倫相手に対して慰謝料を請求できます。

そこで気になるのが、どのくらいの慰謝料を請求できるのかということではないでしょうか。

今回は、不倫による慰謝料の相場についてご紹介します。

▼不倫による慰謝料の相場とは

■別居せず夫婦関係を継続している場合

不倫が発覚しても夫婦関係を維持することを選択した場合、慰謝料の相場は50万～100万円です。

この場合不倫相手に対しては、夫婦関係の回復に向けた努力をすることを条件として和解することが多いでしょう。

一般的には、不倫期間が長く不倫相手との子どもがいる場合は、慰謝料の金額が高くなります。

■不倫が原因で別居した場合

不倫が原因で夫婦関係が破綻して別居することになった場合、慰謝料は100万～200万円が相場です。

不倫相手に対して、夫婦関係の修復が困難であることを認めて離婚する可能性が高いことを示す必要があります。

別居する際には、不倫相手の年齢・職業・経済状況などを考慮して慰謝料の金額を決めます。

■不倫が原因で離婚した場合

不倫が原因で夫婦関係が完全に終わり離婚することになった場合、慰謝料の相場は200万～300万円とされています。

この場合は、不倫相手に対して夫婦関係の回復が不可能であることを明確にし、離婚する意思を伝えなければなりません。

▼まとめ

不倫による慰謝料請求は、夫婦間の状況によって異なります。

相場は50万～300万円と幅広いため、専門家に相談して適切な金額を決める必要があります。

当事務所は相談者様の状況やご要望をヒアリングしながら最適なご提案をいたしますので、不倫トラブルでお困りの際はぜひご相談ください。