▼遺産分割調停の流れ

query_builder 2024/08/02

遺産分割に関する話し合いが、スムースに進まないことも多いです。

その際には、遺産分割調停の手続に移行して分割を進めます。

今回は、遺産分割調停の流れについて説明をいたします。

▼遺産分割調停の流れ

①相続人調査・相続財産調査

相続人や相続財産を確定するために戸籍謄本を取得したり、相続財産について調べたりして調査を行います。

②遺言書の有無を確認

遺産分割協議を行う前に、遺言書の有無をしっかりと確認しましょう。

③遺産分割協議を行う

相続人全員で遺産分割協議で話がまとまれば、遺産分割協議書を作成して各々が財産を受け取って終了です。

④調停を申し立てる

遺産分割協議で話がまとまらなかった場合、遺産分割調停を申し立てます。

⑤調停を行う

遺産分割調停調停室という部屋で行われ、それぞれの相続人が自分の主張を伝えます。

⑥調停調書を作成

調停が成立した場合、調停調書が作成されます。

調停調書が作成された後は、各々が財産を受け取って終了です。

⑦遺産分割審判へ移行

調停が成立しなかった場合は、自動的に遺産分割審判へ移行します。

各々が意見を主張し、裁判官が分割方法を決定します。

▼まとめ

遺産分割調停は相続人や相続財産の調査からはじまり、終了までに一定の期間を要します。

時間がかかり、ご自身の主張が通るわけではないことを、しっかりと踏まえたうえで臨みましょう。

神田にある『弁護士 濵門俊也』では、相続にまつわるお悩みのご相談を承っております。

遺産分割に関して「話がまとまらない」というお悩みをお持ちの場合は、当事務所へご相談ください。


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